眼精疲労・VDT症候群JR中央線・西武多摩川線 武蔵境駅から徒歩2分 鈴木眼科

眼精疲労・VDT症候群 

仕事でパソコンのモニターを1日中見つめていたり、家に帰ってもテレビゲームをしたり、テレビを見たりしています。また、携帯電話の小さな画面を見ながらメールのやり取りをしたりと、目は1日中休む暇がありません。
目を長い時間酷使したときに、目がショボショボしたり、かすむようになったり、二重に見えたりすることがあります。これは典型的な疲れ目で、休憩や睡眠を充分取れば症状は改善します。
しかし、充分休憩や睡眠をとっても目の疲れ、痛みが続くときは「眼精疲労」の可能性があります。放っておくとさらに症状が進行して、重度の眼精疲労になり慢性的に頭痛・肩こり・吐き気・全身の倦怠感などの症状に悩まされます。また、疲れ目ではなく、他の目の病気の可能性もあります。

眼精疲労の原因

目の酷使

現代の生活は、人間が今まで体験したことないような、目に負担がかかるものであふれています。普段の生活の中で、知らず知らずのうちに、目を酷使しています。
少しでも、疲れを感じたら、目を休ませてあげましょう。

近視・遠視・乱視・老視

近視・遠視・乱視・老視などの屈折異常で視力が低下し、ものを見るときに必要以上に目に負担がかかったり、両目の視力のバランスが合わなくなり、良い方の目ばかりでものを見るようになったりして目が疲れることがあります。
目を休めても症状が改善されないときは、メガネやコンタクトレンズによる視力矯正の必要がある場合があります。

メガネやコンタクトレンズが合わない

メガネやコンタクトレンズでピントを矯正していても、少しずつピントが合わなくなってくることがあります。無理にピントを合わせようとして目に負担がかかり、疲れ目の原因となります。
メガネやコンタクトレンズをしていて目が疲れるという人は、自分に合っているか、眼科で検査をする必要があるかもしれません。

目の病気

目の酷使や老化が原因と思っていた目の疲れには、白内障や緑内障、網膜剥離などの目の病気がひそんでいることがあります。充分に目を休めても目の疲れがとれないときは、目の病気を疑ってみましょう。

ストレスや運動不足

とくに目を酷使しているわけでもないのに目が疲れるときは、ストレスが原因で、自律神経の働きのバランスが悪くなり、目の疲れが起こるときがあります。
また、運動不足で全身の血行が悪くなり、目の疲れの原因になることがあります。
ストレスをためたり、運動不足にならないように、体を動かすようにしましょう。


VDT症候群ってなに?

現代の生活は、人間が今まで体験したことないような、目に負担がかかるものであふれています。VDT症候群といわれる目の病気が近年激増しています。VDTは英語でVisual Display Terminalといって、日本語に翻訳すると画像情報端末といいます。VDTは、おもにパソコンや携帯電話などの画面をいいます。テレビは見るだけですが、VDTは画面を見ながら、メールを送ったり、文章を作成したりさまざまな作業がともないます。このような、VDTの作業による目の疲れをVDT症候群といいます。症状は、目の疲れや痛み・肩こり・肩や腕の痛み・全身の倦怠感・手のしびれなどです。また、イライラしたり、不安感があり抑うつ状態になったりします。


眼精疲労・VDT症候群を予防するために

眼精疲労・VDT症候群を予防するために、どのような点に気をつけてパソコンを使用すれば良いのでしょう。
パソコンをしているとき、前かがみで猫背になっていませんか。このような姿勢だと、前を見ようとして、あごが上がり、顔が前に突き出た格好になります。目に負担がかかるばかりでなく、肩こりや腰痛の原因にもなります。
下記の図を参考に、自分の作業環境を確認してみましょう。